アンジェリーク

2017年4月10日

立体的なハーダンガー刺繍

こちらはハーダンガー刺繍の立体ベル。

そこそこハーダンガー歴の長い人なら誰もが知っているデザインだと思うのですが、元々はアメリカ発です。

このベルのデザインチャートは英語で大雑把に手書きされているだけ。おまけに、ベル型にする方法も実に簡単にしか書かれていません。




なので、私がこのベルを初めて刺した時には、美しいベル型にするために、あれこれと試行錯誤。でも、刺す面積は少ないので、完成までにはそれほど時間はかかりませんでした。





というわけで、だいぶ前に初めて作ったベルがこちら。

まぁ第一作目にしては我ながら綺麗に仕上がったのではないかなぁと自画自賛。





このベル。刺したハーダンガー刺繍の部分を崩壊させずに美しいベル型に仕上げるのは、少々コツが必要です。

というわけで、初心者の方にはちょっと難しいかも…。なので、当刺繍教室では中級レベル以上の希望者の方に、この刺し方を伝授しています。




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なお、アメリカのチャートに載っているもの以外でも、基本形さえ頭に入っていれば自分で好きにデザインできます。

そういうわけで、こちらのベルには少し遊び心をプラスしたくて、お花をクロスステッチで刺してみました。
ハーダンガー刺繍の刺し方によって、同じベル型とはいっても微妙に裾の広がり方が異なってきます。




なので、自分でベルをデザインする時には、最終的なベル型をどんな感じにしたいのかをまずイメージしてから チャートを起こすことが大切。




二つ重ねると、また違う表情のベルになるのも面白いですよね。


こちらはアロマストーンにベルをつけてみました。前を通ると、フワッと良い香りが漂います。





赤糸と金糸でクリスマスのベルも作れます。ツリーのライトに金糸がキラキラと光って、美しいベルです。





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